MESSAGE社長メッセージ

当社のような地域密着の建設会社に興味を持つみなさんは、おそらく愛知県や西三河エリア、もっと言えば安城市が大好きで、このエリアで長く活躍したいと思っていることでしょう。
当社としても、その想いを応援し、新卒を大切に育てるのはもちろん、社員一人ひとりの希望がかなう職場づくりをしようと考えています。

「土木」「建築」「住宅」と3つの事業を展開しているのも、柱を多くし、安定経営を実践するためにほかなりません。土木事業はもともと農業土木からスタートしていますが、今では道路、橋梁、上下水道、公園整備などバランスよく手がけています。
建築事業も小学校や公民館などの公共施設から、商業ビルや工場といった民間施設まで多彩。住宅事業ではクレバリーホームのFCとしての活動のほか、「日本のデンマーク」と呼ばれた安城市にふさわしい、北欧住宅「スカンジナビアンコンフォート」という自社ブランドも有しています。

社員にとっては事業の幅の分だけ活躍フィールドがありますし、官民の比率も同程度。しかも、ほぼすべてが元請案件です。かつては下請けに挑んだこともありましたが、「自分たちが中心になって現場を回したい」という社員たちの声を尊重し、現在はほとんどやっていません。だから施工管理としての力が付けば、自分の裁量で工事を進めていくことができます。
新卒に関しても、「世代間の差をなくしたい」という意見をもとに、できる限り毎年採用しています。
私自身、社長の務めは“トラブル処理”で、仕事をするのは社員たちだと思っており、細かい口出しをすることもありません。

私たちの業界は、たとえ今どんなに好調であろうと、数年先のことはわからない世界です。その時にリストラというのは、あまりにも悲しい。だから縁のある人に入ってもらい、長く勤めてほしいと願っています。つらい時代も一緒に乗り越えてくれる仲間には、感謝の意味も込め、給与面などで精一杯のサポートはしていくつもりでいます。
建設物もインフラも、これからは維持保全の時代。自然災害も増え続ける中、私たちが地域のためにできることは、まだまだたくさんあります。

仕事は時間をかけて覚えていただけばかまいません。それよりも人間味のある人材を迎え、共にこのエリアのために貢献していければと思っています。

代表取締役 日下 成人