大規模改修工事の流れ　|　株式会社クサカ │ 注文住宅、リフォーム、マンションから土地、不動産までお任せください。

現状診断

専門的な知識を有する技術者が調査・診断いたします。
建物の外壁、防水等の劣化状況を目視と打診によって診断します。
プランニング

日常生活の中でお気づきの点、ご要望をアンケート方式で調査し、お客様のお話を伺いながら最適なプランをご提案いたします。
説明会実施
生活の支障がないよう、作業手順方法について説明会を開催し、住民の方々からのご質問をお受けします。
工事の進め方を理解していただき、スムーズに進行できるよう、住民の方との第一回目のコミュニケーションの場となります。
説明会でのポイント
- ・仮設工事事務所などの設置場所
- ・駐車場の移動、変更
- ・作業日、休日、作業時間、工程
- ・入居者、近隣住民への安全対策
着工・共通仮設工事

現場事務所、材料保管小屋、作業員詰所、水道設備、電気工事の他、場内設備の設置はもちろん、近隣住民の皆様への安全対策や、掲示板による全体・週間工程、作業場所内容の掲示などを行います。
足場架設工事

外壁など足場が無いと施工のできない所へ、作業するための場所を確保します。足場工事組立は、足場材の金属音による騒音が発生します。
また、落下防止と材料（塗料）の飛散防止のためにメッシュシートで覆います。
そのため、車の駐車に関係してくることもあります。
劣化調査・診断

特に足場を設置してからでないと確認できない部分の診断を行います。タイルの浮き、剥がれ、割れ、クラックの発生状況等を確認します。
診断した結果を元に、施工方法について再度検討します。
お客様へ施工箇所説明

現地にて不良・不具合箇所の確認と、作業手順、施工方法などの説明を行います。普段見れない所の建物の現況（劣化現象）を見て頂くことで、今後の修繕計画の参考になります。
高圧洗浄工事

建物を高圧水（120～150kg/cm2）で汚れやコケなどを洗い流します。汚れを落とし、塗装材の密着を良くします。高圧のため、サッシの隙間から室内へ水が入り込むこともあります。
サッシの鍵は必ずかけて下さい。バルコニーの使用はできなくなります。
躯体補修工事（下地補修、タイル補修、シーリング工事）

躯体を修復することによって、建物の寿命を保持し、被害を未然に防ぐ上で最も大事な工程です。 [下地補修工事（タイル補修）]
コンクリートのひび割れ・鉄筋爆裂・欠損・コンクリート（タイル）の浮きなどを補修し、躯体を修復します。
[シーリング工事]
コンクリートとコンクリートの接合部の目地や建物の窓硝子やサッシ周囲にシーリング材を充填し、水密、気密を確保する工事です。
養生

ビニールシートにて、不必要なところに飛散しないように養生します。
大事な工程です。サッシは開けられません。
気が十分でなくなる場合があります。
作業をしていない側の窓を開け、換気には心掛けて下さい。
外壁塗装・内部塗装

内外壁塗装工事は、建物外壁や廊下・階段に塗料を被覆することによって、建物本体を保護すると同時に、美観を復元させる目的です。材料は主に水性塗料を使用しますが、養生（窓等をビニールで覆う）の為、臭いが出ますので換気を忘れないで下さい。
金物工事・塗装・その他工事

鉄部が錆びることによって朽ちるのを防止する工事です。
手摺、進入防止柵、竪樋等の取替え、金物等、文字、表示板、シール貼替え工事です。ケレン（錆落し）～錆止め（下塗り）、中塗り～上塗り（仕上げ塗）となります。特に、ケレンによる下地処理がポイントです。
防水工事

ひび割れによる鉄筋の錆びの発生、下階への漏水防止を目的としています。
天候によって左右される作業については、作業範囲が入れ替わることがあります。
週間工程・日程の変更については事前にお知らせします。
また、原則上階から作業を進めていきます。
住民の皆様には「バルコニーの使用制限」が発生してきます。
建築関連工事

スロープ、手摺、玄関、雨樋、エレベーター、受水槽（高架水槽）、その他設備の工事を行います。
社内検査

一級技能士の現場作業員と一級建築士が最終チェックをします。塗り残し・むら・防水状況など、入念に確認します。
お客様検査

足場解体前に、外壁仕上げの確認を、また、工事完成後には、全体をお客様と一緒に検査をします。進捗状況に応じて、適切な段階での中間検査を行うこともあります。
工事完成・竣工検査・引き渡し

理事会、修繕委員会など、皆さま方に確認していただきます。
問題が無ければ、無事お引渡しとなります。