住空間のトータルプランナー 株式会社クサカ

2010年01月22日

デフレの恐怖

先週から世間はJALのニュースで持ちきりです。今日はついに株価が1円になったようですが、株主の方は何かやりきれない思いがあるのではないでしょうか。JAL再生の為には国内・国外共に飛行機に搭乗する人が増えることが必要ですので、基本的に景気回復がJALの再生には大前提となります。景気が少しずつでも良くなってこれば、人の流れ(都市と地方・日本と海外)も活発になってきますので、必然的に搭乗率も上がると思います。ANAは安売り競争になることを恐れて以前からJALを牽制しているようですが、景気回復が遅れるとANAの杞憂が現実のものになるかもしれません。それにしても悪性デフレの勢いは止まりませんね。この間「ウーン」と唸ってしまう話を聞きました。ある中年の夫婦がマンションから一戸建ての家にステップアップする為に、徹底した倹約に励んでいました。食品を買うのも必ず地元では有名な安売りの店で吟味して購入し、10年かけて目標の金額まであと少しというところまで来ました。ようやく夢が叶うと喜んでいた矢先に、夫が突然リストラされてしまいました。夫をリストラした会社は、妻が安物買いに日参していたお店が主要取引先だったという落ちが付いていました。夫婦は家どころではなくなり、夫は職探しに、妻はさらに一段の安物買いに奔走しているそうです。デフレが更なるデフレを呼ぶ典型的な例だと思いますが、このようなウソのようなホントの話を身近で聞くようになり、どこまでこの安売り競争が続くのだろうと真剣に考えてしまう今日この頃です。

投稿者 kusaka : 14:45